テニプリオタクへの階段を駆け上がる!!

ハマっちゃうんだなぁ、これが!

【その確率100%】BEST GAMES!!見て不二周助に落ちる【とお前は言う】

 

私は今、ハマって約1ヶ月でテニプリのアニメをほぼ履修し終えた(Game of Future、リョーマ!以外)ところです。※漫画は新テニスのドイツ戦辺りだけ先に読みました。


見終わっての感想は、みんな好きだけど、

「どこの学校のジャージほしい?」って質問されたら、

「青学!!」って即答するくらい青学への感情は別格だなってこと。


ドイツ代表のQ•Pからテニプリにハマった私は、日本の中学生たちをかなりフラットな目線で見てましたが、本編追うと主人公擁する青学は自然と好きになっちゃう。最初はなんだこれと思った主人公が飼ってる猫のおかしなビジュアル(漫画だともっと普通の猫だったけどアニメはなんかおもしろい)もかわいいと感じ、今ではリョーマを癒すために永遠に生きててほしいと願うほど。

 

でもですね、青学の中でどのキャラクターが好きかと聞かれたら、悩んじゃいます。強いていうならリョーマ…?

 

これが箱推しという状態か…と普段特定のキャラクター、しかも主人公サイドよりも敵(しかも出番少ない)を好きになりがちな私は勝手に感慨深いんですけど、

私の中で青学キャラほぼ横並びの中、
ナニワのスピードスターもびっくりの加速で前に躍り出た男、

 

そう!不二周助~~~~~~!

 

彼がかっこいいのは言わずもがな。2022年ジャンプフェスタで発表された国勢調査(という名のキャラクター人気投票)の結果は1位。彼の顔はテニプリミリしらでも必ずどっかで見かけたことあるはず。でもそういう人気キャラクターをただでは好きにならないのが私。「不二周助に落ちないなんて!?」そうおもしれー女ってやつ。でも私の本能がこいつぁヤベェ奴(良い意味で)って叫んでたから。本音を見せない飄々とした感じで腹黒そうな感じ(ごめん)に底知れぬ恐ろしさを感じ取り、麗しの見た目に惑わされるなって!私の本能が!アニメ本編はもちろん良いシーンいっぱいあったけど、あくまで大好きな青学のメンバーの一人という気持ち…だった…


でもなんでこんな興奮してるかって、「BEST GAMES!!~不二VS切原~」を見たんです!!

このOVAは、人気の試合を2020年にリメイクした作品。TVアニメ版でも124話「切原の赤い罠」125話「怒りの不二」でやった、不二周助VS切原赤也の試合です。

 

これが、めっっっっちゃ良かった。リメイクなだけあって、最高の作画で顔が良い。(テニプリOVAの作画特に良い気がする)

内容も、不二の心情の熱さがより伝わる話で、こんなに不二かっこよかったっけ?ってなった。(いつでもかっこいいんですけど、より熱くて)

 

「勝つのは、僕/俺だ!!」のとことか、

「負けるもんか…優勝するのは、青学だ!!」のとこの声とか、

「こい!何度でも!」とか、

 

こんな熱かったっけ~~~!?不二?!

 

しかも、EDの曲「DISPECT」がすごくかっこよくて!!

切原赤也不二周助越前リョーマの3人で歌ってる曲です。赤也のパートと不二&リョーマのパートはそれぞれバラバラの歌詞を同時に歌ってます。

この試合を表すかのようにぶつかり合った歌声に初見時は(切原赤也の声優である森久保さんが強くてw)聞き取れなかったんですけど、すぐダウンロードして、歌詞確認して聞いたら、どちゃくそ熱くこの試合にぴったりなエモい歌詞で

 

「本気にさせてよ」

「誰よりも熱くさせて」

「絶対に渡さない」

「こいよ」


え?!え?!あの不二がこんなド雄な態度と声で歌ってる?!?!

「こいよ」ってとこ、やばくない…?不二周助「こいよ」って言わせた人天才??

「熱くさせて」で曲全体が上がってくる感じも興奮する!

 

赤也の挑発的な歌声と、試合を楽しみつつ熱い覚悟伝わる不二の声、クールな闘争心を燃やすリョーマの声。このバチバチのぶつかり合いが最高~!

息が切れそうな(?)歌い方は、まさに試合中だ!ってなる。

 

イントロが、試合前~試合序盤の緊張感とお互いの冷たい視線、静かに闘志を燃やし始める感じを表してるようだし、

サビでバラバラの歌詞でぶつかり合うところは、まさに何度でもかかってきなよ!という熱い展開を思いだし、特に、

3人が「怖いくらい強い~さぁ、」←"怖い"のとこ!
切原「いくぜ」
不二「いくよ」
リョーマ「いくぜ」

3人で「勝つのは俺/僕だ~」
と歌うところのハーモニーが、それまでの歌詞のぶつかり合いの反動でとても綺麗に聞こえて、しかもそれぞれバラバラの面持ちで試合に挑んでるけど、結局「勝つのは自分」と、そこだけは一緒の気持ちっていう…

良くない??めっちゃ良くない??

 

不二&リョーマ「同じ夢を見て繋ぐものがあるから」という歌詞の部分は、青学優勝という同じ夢のために、試合に勝って次の選手の試合にバトンを渡すっていうのが表れて…エモい…エモすぎ…

 

「DISPECT」という曲名も良い。こんなハッキリ言っちゃう?(笑)って。
ラフプレーを受ける不二とリョーマはもちろん赤也に対して良い感情は持たないだろう。でもあの二人がハッキリDISPECTと言っちゃうところ。
そして、赤也の方は、たぶんリョーマと不二という天才に敵わないとは認めたくない気持ちからDISPECTという感情なのかな…と。

 

イヤホンで聞くと3人に前から左右から囲まれて最高。私はコートの真ん中のネットだった…?

購入してから、暇さえあれば一日中この曲聴いてます。すごく好き。だんだん同時にバラバラの歌詞が聞き取れるようになってきて、聖徳太子の気分。

 

この曲、テニラビ(音ゲーのアプリ)でも通常曲に入ってて、良かったらアプリインストールして聞いてください。(こんなブログ読んでるくらいだから知ってる確率95%だけど)(でもこの試合見てからの方がエモいからOVAからでも見て)(Amazon PrimeでもdアニメでもDMMTVでもどこでも見れるから)(いきなりこの試合からでも全然支障無いから)(一番熱いとこから味わって)(そして沼って)

 

とにかく、このOVA不二周助の魅力を味わって最高にキマッてます。

乾「この試合を見て不二周助という男に落ちる確率、100%」柳「…と、お前は言う」

(いにしえのファンではなくてぽっと出のファンなので説得力無いかもしれない)
でも、頭の中の乾と柳がこう会話してる!

 

 


でも、「あれ?こんなシーンあったけ?」って試合内容で。数週間前にTVアニメ版で見たはずだけど、こんな展開無かったような…?

確認したら、BEST GAMES!!の方は、原作漫画の展開を忠実にアニメ化したものでした。

※勝敗のネタバレはありませんが、展開の違いに言及してます。

 

BEST GAMES!!と漫画(25巻~26巻)では、

  • リョーマが切原と決勝前に野試合をしてる(ここは22巻)
  • 不二は頭にボールをくらい、一時的に視力を落とす中、試合を続ける
  • 赤也が無我の境地になる
  • 不二は手塚の覚悟(vs跡部)を見て自身も青学勝利への執着を見せる


TVアニメ版では、

  • リョーマが決勝前に試合したのは真田(116話。その前にも104話で真田と戦っててその決着をつけるため)
  • 不二は視力は落とさない
  • 赤也は無我の境地になってない
  • 不二が勝利へ拘るのは、不動峰中の橘に赤也がやったこと(怪我させる)を許せなくて。(116話で橘のお見舞い。試合を見にきた橘へ威嚇する赤也に対して怒り)


BEST GAMES!!と該当箇所の漫画を見て思ったのですが、おそらく暴力表現的にTVアニメで展開を変えたのかな…。(視力低下するほどのラフプレーな試合内容とか。そして立海が部員ぶっ叩く文化あるとはアニメ本編見ても知らなかったからびっくりしたw)


原作に忠実なBEST GAMES!!の方が、不二の内面の熱さ、青学勝利への思いが感じられる描写になっていて、キャラクターの魅力が200%発揮されてると思いました。

やっぱり漫画も履修するべきだな!

 

アニメの良いところの1つは、ボールの動きや技の動きが分かりやすいところ。(漫画のコマだけだと、テニスラケット持ったの人生で3時間くらいしかない私は、ちょっと分かりづらい)

 

そして、おそらくこれから漫画読み始めたら、またナニワのスピードスターびっくりの加速で誰かが躍り出てくると思うので、テニプリの魅力は底知れない…。

 

というわけで、BEST GAMES!!を見て不二周助の良さを味わって大興奮してるオタクの感想でした。